日本尿路結石症学会第35回学術集会
会長福原 浩
杏林大学医学部 泌尿器科 主任教授
日本尿路結石症学会第35回学術集会
会長福原 浩
杏林大学医学部 泌尿器科 主任教授
第35回日本尿路結石症学会を2025年8月29日(金)と30日(土)の2日間、東京新宿の京王プラザホテルで開催させて頂きます。杏林大学泌尿器科は、腹腔鏡手術・内視鏡手術とともに発展してきた教室であり、現在も尿路結石に対する内視鏡手術を積極的に行っております。この度、この伝統ある学会の大会長にご推挙頂きましたことを大変光栄に思っております。
杏林大学では、真善美を建学の精神にしており、「真」 とは、真実・真理を究めるための学問をすること、「善」 とは、倫理観を持ったよき人間性・人格を形成すること、「美」 とは、真理に対し謙虚に学ぶ姿勢を持ち、他人を尊重し、自らの身を持するのに厳しく、美しいものを美しいと感じる感性を磨くよう努めることとされています。これは結石治療にもつながる精神であると考え、今回の会のテーマを「結石 真善美の追求」と致しました。
結石の生成の仕組みなど、基礎分野では多くの分野で研究が益々発展してきております。そのため、一つ目のテーマを「結石の「真」に迫る基礎研究」と致しました。また、実臨床においては、手術療法だけではなく薬物療法の選択肢を提示し、年齢や生活背景を踏まえた手術方法を選択し、個々の患者さんに最善の治療戦略を展開する必要がございます。二つ目のテーマを「結石患者の「善」を極める治療」と致しました。さらに、TUL/PNLを同時に行うECIRSの出現だけではなく、PNL/PCNL機器の細径化、軟性尿管鏡を使用したf-TULの普及など、感性を踏まえた繊細な手術手技が必要となってきております。そのため、三つ目のテーマを「結石医療の「美」を導く手技と医療機器」と致しました。結石の基礎研究から治療まで、関心のある方が一人でも多く集まり、このような多彩な結石治療の世界を堪能して頂けることを祈念しております。
東京の8月末はまだまだ暑い盛りかと存じますが、アクセスは便利なところをご用意致しました。多くの皆様の演題登録ならびにご参加を教室員一同、心よりお待ち申し上げております。